TOP 凸凹商会
 最終更新日:2003.04.21
S14エンジン搭載
準備編
(エンジン搭載編はこちら→)
準備編では、不動車のS14シルビアを動くようにして、エンジンなどCAに移植するものを降ろすまでを書いてます。読むのが面倒な方は準備編のまとめへどうぞ。


きっかけ〜計画
+経緯
何をやっても調子よくならない180SX(CA)ですが、走行会はどんどん近付いてきます。
もちろん何もかもを1つ1つ見直していけばいつかは直るのかもしれませんが、そんな悠長な事は言ってられません。しかもたとえ直ったところで所詮13年前の車です。他がまた壊れる可能性→大アリです。
そこでとうとうCAを捨て、SRエンジンに載せ替えることにしました。

+エンジン選び
S15 なにしろ高い。エンジンだけで20万は軽く超えてしまうため、その他のパーツなども合わせると予算オーバーです。

S14 こちらも結構高いです。しかもS14もずいぶん昔からあるので距離もずいぶん走ってます。オーバーホールすればいいのでしょうが、そうすると結局高くつきそうです。

S13 これなら比較的安く手に入りますが、ほとんどは10万キロ超えなのでオーバーホールした方がよさそう。パワー的にはそれほど劇的に変化はないと思いますが、後々のことを考えるとCAよりはSRのほうがパーツなども断然多いためCAにこだわりがなければこれがいいかもしれません。

+うれしい誤算
いろいろとエンジンを探していたところ、あきらめていたS14エンジンが格安で手に入ることになりました。とはいえ、今現在エンジンがかからないとのことなのでまずはこれを直さなければいけません。
しかし車ごとGETしたので、ハーネス・コンピューターはもちろん、ミッションやクラッチも付いてるし、ゆくゆくは5穴にも出来るしとてもラッキーでした。

+計画
エンジン・ミッション・クラッチなど 全て14のものを使用
配線 NEKOの変換ハーネスを使用
インタークーラー 純正を使っても良いのですが、どちらにせよ配管の加工が必要だし、サーキットを走ることも考え、前置きI/Cに変更
燃料ポンプ TOMEIから出ている大容量フューエルポンプに変更
エンジンマウント おそらく、今までに1度も替えてないと思われるのでURASのス―パー猿人マウントに変更
+行程
S14シルビアをエンジンがかかるようにする
1.
S14シルビアS14シルビアの状態は、さすがにタダ同然でもらえるだけあってボロいです。中はゴミだらけだし外装も色がはげてたり、サイドステップが片方しか付いてなかったり。
しかし、欲しいのはエンジン・ミッション・それに付属するものくらいなのでいいしとして・・・肝心の『エンジンかからず』ですが、どうも燃料ポンプが動いてないようです。ヒューズも切れてなかったし配線とかも特に怪しくなさそうなので本体が悪いのかもしれません。

2.
サビサビ14ポンプその燃料ポンプですが、テスターで調べると、ポンプまでの電気は来てるようです。そこでポンプを取り出してみると・・・サビだらけ!これじゃあ動かなくて当然かも。

そこでシルビアの燃料ポンプを他のものに替えてみることにしました。とは言え予備のポンプがなかったため、後でやる予定だった180SXへのTOMEI燃料ポンプ取付を先に行い、180SXから外したポンプを付けることにします。

3.
180SXから外したポンプは先ほどのの14のポンプと交換して(ステーは14用を使う)、14に装着しました。するとこれまでキーをONにしても燃料ポンプの音がしなかったのに、交換後はバッチリ。ちゃんと動くようになりました。

4.
そこで、ガソリンを入れエンジンをかけてみると新たな問題発生!
キーをオンにするとガソリンが噴き出てきます。原因は燃料ポンプから出ているホースに、穴が開いてました。そこでホースの穴の部分を切り落としつなぎ直すと今度はOK。エンジンも一発でかかりました。これでエンジンはいつでも降ろせます。

S14シルビアからいるものを外す
1. 室内CPU配線エンジンを降ろすため、配線や配管などを外していきます。ラジエターなども外します。

コンピューターとそれに続くハーネスも取ります。このハーネスはエンジンルームに続いてますが、室内側のエバポやブロアを外すと取り出しやすいです。

 【いるもの
コンピューター
コンピューターから出ているハーネス
ラジエター&固定ステー
アクセルワイヤー
エアクリーナー&配管
キャニスター


2. マフラーを取ります(ジャマなので)。エンジンマウントなど下回りのボルトやカプラーも外しておきます。
 【いるもの】
フロントパイプ

3. S14ミッションミッションを降ろすにはまずミッションオイルを抜きます。室内側はシフトレバーなどを外します。そしてプロペラシャフトを外します。このときオイルが漏れてくるのを防ぐためSSTがあると便利です。ミッションマウントを外し、ミッションを降ろします。

重いので2人で作業すると少しは楽です。
 【いるもの】
ミッション
シフトレバー
車速センサーのカプラー+配線少し


4. S14エンジン外し忘れた配線などないか確認して、エンジンクレーンでエンジンを降ろします。

 【いるもの】
エンジン&クラッチ&フライホイール
パワステポンプ&ブラケット

インジェクターなどのハーネス
 
(これはエンジンに付けたままでいい)


 
***準備編まとめ***

不動車S14シルビアを動くようにした。
  ---原因は燃料ポンプの不良だった。

今回、このS14シルビアより外し180SXに移植するもの

 ・エンジン&タービン(走行96,000km)
 ・ミッション
 ・クラッチ&フライホイール
 ・コンピューター
 ・コンピューターにつながっているメインハーネス
 ・インジェクターなどのハーネス(これはエンジンに付けたまま外してない)
 ・ラジエター&固定ステー
 ・エアクリーナー&配管
 ・車速センサー部分のカプラー
 ・フロントパイプ
 ・パワステ(ポンプをCAとニコイチ)
 ・パワステブラケット
 ・シフトレバー
 ・アクセルワイヤー
 ・キャニスター



(エンジン搭載編へ続く→)
TOP - 180SX - S14エンジン搭載(準備編)↑ Copyright (C) 2002-2004 dekobokoshoukai. All Rights Reserved.







inserted by FC2 system